超音波検査について
消化器・泌尿器・血管・表在・検診の資格ある女性技師(日本超音波医学会認定超音波検査士)が担当いたします。
超音波検査は、高周波の超音波(人間の耳には聞こえない音)を使って病気の有無を調べる検査です。検査する体の部分にゼリーを塗り、プローベという器具を軽くあてます。
調べたいところをリアルタイムで、モニターを見ながら観察していくので、気になるところを念入りに診ることができ、1回の検査で非常に多くの情報を得ることができます。
超音波は無害ですから繰り返し検査しても、被曝などの危険がありません。超音波検査は痛くないし、使用するゼリーも無害で、簡単に拭き取れるので安心です。
超音波検査は、短時間(10~20分)で効率的に病気の状態を知ることができ、健康診断などのスクリーニング検査から、より精密な検査にも対応できるため、患者様に負担なく行う検査として極めて有用です。
超音波検査により、腹部・表在(乳腺、甲状腺、できもの等)・頚動脈・血管(上肢・下肢)・心臓を調べます。被ばくを伴わず、繰り返し行える検査です。
検査用ゼリーを塗布して検査を行いますので、患部を出しやすい服装でのご来院をお願いたします。腹部超音波検査の場合は絶食が必要です。また、尿をためた状態で検査を行います。各検査は10分~30分程度です。
腹部超音波
肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、膀胱、前立腺、子宮、卵巣、消化管などを検査します。
心臓超音波検査
心臓の壁の厚さや、弁の閉まり具合や開き具合を検査します。血液の流れをとらえることができ、弁の逆流や狭窄もわかります。
頸動脈・下肢静脈超音波検査
動脈硬化の程度や、血管の狭窄や閉塞の有無などを調べます。
甲状腺超音波検査
甲状腺の大きさや形状、腫瘍の有無や炎症の程度などを検査します。
乳腺超音波検査
乳腺の状態や、腫瘍の有無、腫瘍が良性か悪性か、リンパ節の腫れなど検査します。